切り絵
Cut Art work
絵にしたい対象に出会った時、気持ちが動いた時に、すこしずつ切り絵を制作しています。
今の制作のはじまりのはじまり、枯白という名前もなかった頃のこと。
わたしたちのはじめての展示はミュンヘンの小さなパン屋さんで小さく開催した写真と切り絵の二人展でした。
Photo:Shinko Tsujimoto
無地の紙にデザインナイフでつくる小さな輪郭がやがてひとつの絵になります。
鉄の切り絵
Cut Art work / Iron base
絵を造形的、立体的に表現するため、鉄に絵をくりぬいています。
一つの絵でも様々な表現ができる、版画のようなスタイルで制作しました。
パン
サイズ:W350 D43 H290
素材:鉄 紙 木 アクリル
自転車変形/自転車
サイズ:W350 H420 D40
W335 H440 D40
素材:鉄 紙 木 アクリル
女の子 ウォールナット
サイズ:W350 D43 H290
素材:鉄 紙 木 アクリル
女の子 クリ
サイズ:W230 D45 H280
素材:鉄 紙 木 アクリル
鉄の切り絵ができるまで
紙で制作した切り絵を元に、まず鉄をくり抜き、塗装を施します。
できあがった鉄の切り絵と背景の色合わせや、額も含めた全体のバランスを調整しながら細かなプロセスのもとできあがっています。
鉄の細かな切り抜きはレーザーカットによるもの。
素材や厚みの微妙な違いで板の反りや溶けが発生するため、
それぞれの絵によって素材を変えています。
また、塗装は歴史ある企業の職人による特殊な金属染め技法で
質感やムラ感を残して施されています。
できあがった鉄に合う背景や重なる色の透け感を、
木や紙をあてがったり裏紙に着色して仕上げます。
最後に額の色味やデザイン、そのバランスを調整し仕上がります。
1
2
3
1,紙と木と切り絵、バランスを確認しながら進行します。パンの切り絵は作家が黒色塗装しています。
2,紙の透け具合を確認しながら水彩。
3,額は丹波のWOOD-TOPさんに依頼したオリジナル。
無垢板で制作してあるので素材の経年変化も楽しめます。
質感やサイズ感を写真でお伝えすることは難しいため、
実際にご覧のうえご検討いただくことをおすすめいたします。
遠方の方などオンラインでお求めの方は、お問い合わせをいただきましたら詳細写真など、イメージの共有をさせていただきます。
切り絵の価格は13-15万円(税込)